60代、おしゃれが難しいと感じていませんか?
でも最近、いつも行くスーパーで見かけた「枯れてるのに洒落たおじさん」に心をつかまれました。
若作りしない、でもかっこいい——そんな服、ありました。
この記事では、60代こそ似合うヨウジヤマモトの魅力と、その背景を探ります。
今は、ドキドキしてショップへ行く必要もない。
「お客様には、お似合いになりません」なんて恐怖もない(妄想です)。
スーパーにいた、やたら洒落たおじさん
いつも行くスーパーに(地方です)、やけに目立つおじさんがいる。
黒い服。くたっとした帽子。足元はスニーカーなのに、全体がピシッと見える。
ヨウジヤマモトかな?
あきらかに「服がわかってる人」。
でも目立とうとしてるわけじゃない。
でも見ちゃう。目に残る。
若作りじゃない。枯れてる。だけど、かっこいい。
お洒落人間プロ。

ヨウジは「最終コーナーの服」かもしれない
衣食住とはよく言ったもの。しかし歳をとると、本当の意味で「衣」が一番後回しになりがちだ。
食べるものは健康に気をつかうし、住まいもなんとか快適に保つ。
でも服は? 気づけば、無難なものばかりになっている。
60代になって思う。「服、難しい」。
若く見られたいわけじゃない。でも、老けて見られたくもない。
「何を着ても似合わなくなった気がする」。
そんなときに見かけた、あのおじさん。
たぶん、高い服を着てる。でも、そう見せてない。
気取ってないのに、ちゃんと洒落てる。
ああ、気分がいい。人はお洒落な人を見るのが好きなんだ。

60代こそ、服に手を抜かない方がいいのかもしれない。
最終コーナーだからこそ、もう一度おしゃれに向き合いたい。
枯れ際に着るヨウジヤマモトかっこいいじゃないか!

「黒で隠す」のに、目を引く不思議
ヨウジヤマモトも、コムデギャルソンも、「黒」を多用することで有名だ。
シワも、たるみも、全部包み込んでくれる黒。
でも、ただの“隠す”じゃない。存在感がある。静かな迫力がある。
それが1980年代、世界を驚かせた。西洋の「体を見せる服」に対して、東洋の「包む服」。
日本人の感覚が服に出た瞬間だった。
私たちが今、惹かれるのも当然かもしれない。
若い頃は「難しそう」と敬遠してた服が、今はやけにしっくりくる。
体型も、気分も、ライフステージも変わった今、ようやくあの服が似合う自分になってきた気がする。

ボロとシワを“魅力”に変えた、日本の発明
ヨウジヤマモトの服は、完璧じゃない。むしろ「くたびれ感」を楽しむ。
ピシッとしすぎず、ちょっと崩れてる。でもそれが美しい。
そんな「ちょっとだけ気張る」を、自然にさせてくれる服だ。
服に完璧さを求めない。それは60代にとっても、すごく心強い。
シワも、たるみも、くたびれも。「そのままでいいんだよ」って言ってくれてるような服。
ヨウジヤマモトは、ただのブランドじゃない。日本人の感性が世界を驚かせた“発明”だ。

そして今、それが自分の肌にも、気持ちにも、すっと馴染む。
若者より、シニアがようやく似合う年齢。
着てみないなんて、もったいない。
シーズンごとに安いものを買うより、気分もいいし、結局大事にするからお得。
一生物になる可能性が高いです、笑。お得です。
男性も、女性も、年齢も、全てかっこよくなる魔法。

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