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広告デザインは誰に頼む?コンペの便利さと気をつけたいこと

広告・販促

最近、クラウドソーシングで募集されている広告デザインの仕事を見ていると、依頼する側にとって、どんな方法が一番お得なのだろうと考えることがあります。

チラシやパンフレット、メニューなどを作りたい。でも、できるだけ費用は抑えたい。特に最近は、どんな商売でも経費を抑える工夫が必要になっています。

せっかく広告を作るのなら、余計な費用をかけず、納得できるものを手に入れてほしいと思います。

ところが、依頼方法によっては、最初に安く作れたつもりでも、後から思わぬ費用が発生することがあります。

コンペは安く、たくさんのデザインを比較できる

クラウドソーシングには、コンペという依頼方法があります。

希望する内容や予算を提示してデザインを募集し、集まった作品の中から気に入ったものを選ぶ仕組みです。

比較的少ない予算でも多くの提案が集まることがあり、依頼する側には魅力的な方法です。

通常、デザイナーに直接依頼すると、完成するまで仕上がりが分かりません。しかしコンペなら、実際のデザインを見てから選べます。

何十点もの完成イメージを比較できるのですから、便利な仕組みだと思います。

ただし、作品を選ぶときには、少し気をつけたいことがあります。

AIで作られたデザインもあると考えて選ぶ

最近のコンペでは、AIで生成したと思われるデザインも目につくようになりました。

AIを使えば、短時間で見栄えのよいデザイン案を何点も作れます。コンペに参加する人にとっても便利な道具です。

ただ、コンペでは応募者全員が同じ原稿と依頼内容を使います。

例えば「明るく親しみやすい美容サロンのチラシ」と指定すれば、淡い色使いに笑顔の女性、丸みのある文字など、似たようなデザインが並ぶことがあります。

AIを使ったから必ず似るわけではありませんが、同じ条件で生成すれば、発想や構成が似通うことは考えられます。

たくさんの提案が集まっても、実際には似た方向のものばかりという場合もあるでしょう。

もちろん、すべてがAIで作られているわけではありませんし、AIを使うこと自体が悪いわけでもありません。

ただ、応募数の多さだけで判断せず、自分のお店の特徴や伝えたいことが、きちんと表現されているかを見て選びたいところです。

見栄えのよさと、広告として役立つことは、必ずしも同じではありません。

印刷物は、完成した画像だけでは使えないことがある

特に注意したいのが、チラシやパンフレット、メニューなどの印刷物です。

画面で見ると、きれいに完成しているデザインでも、そのまま印刷に使えるとは限りません。

最近は、AIで作った画像をIllustratorで編集できるデータに作り直してほしい、という依頼も見かけます。

例えば、飲食店のメニューを作った場合。

完成した画像が一枚の写真のような状態になっていると、料理名や価格だけを簡単に変更することができません。

文字を消して背景を修正し、新しい文字を配置する必要があります。場合によっては、最初から作り直した方が早いこともあります。

また、印刷には画像の解像度や塗り足し、色の設定など、画面上では分かりにくい決まりごとがあります。

せっかく気に入ったデザインを選んでも、印刷会社に入稿できず、別の人に修正を頼むことになれば、追加費用がかかります。

最初の制作費は安くても、結果的に高くなってしまうのです。

安く依頼するなら、最初に確認しておきたいこと

では、どうすれば余計な費用を減らせるのでしょうか。

まず、依頼する前に、完成したデザインを何に使うのかを伝えておくことです。

例えば、チラシなら「A4サイズで印刷会社に入稿したい」。メニューなら「今後、価格や料理名を変更する予定がある」。広告なら「印刷だけでなく、SNSにも使いたい」。

このように具体的に伝えるだけで、必要な制作方法が変わってきます。

コンペで募集する場合も、印刷に使えるデータで納品してもらえるか、文字の修正はできるか、修正回数は何回までかを確認しておくと安心です。

採用後の修正やデータ制作が別料金になることもあるため、最初の金額だけでなく、実際に使える状態になるまでの総額で考えたいところです。

コンペ以外の依頼方法も比較してみる

もう一つの方法は、最初から制作者を選んで相談することです。

クラウドソーシングには、過去の制作実績を掲載しているデザイナーもたくさんいます。

自分が作りたい広告に近い実績がある人を探し、予算と用途を伝えて相談してみる方法です。

例えば、予算が限られていれば、デザインを一から作るのではなく、既存のデザインを利用したり、必要な部分だけ制作したりする方法を提案してもらえるかもしれません。

印刷まで対応できる人なら、後から別の制作者を探す手間も減らせます。

コンペのように何十点もの完成イメージを見ることはできませんが、相談しながら制作を進められる利点があります。

最初からコンペと決めず、直接依頼した場合の費用も比較してみるとよいと思います。

少ない予算だからこそ、完成までを考えて依頼したい

小さなお店にとって、広告費は決して軽い出費ではありません。

数千円でも節約できれば、その分を印刷代に回したり、配布枚数を増やしたり、別の販促に使ったりできます。

だからこそ、できるだけ安く作りたいという気持ちは自然なことです。

コンペにも、直接依頼にも、それぞれ利点があります。AIを使ったデザインも、用途によっては十分に役立ちます。

ただ、印刷物の場合は、見た目が完成したところで仕事が終わるとは限りません。

最初に何に使うのか、どこまでのデータが必要なのかを相談しておくだけで、後から作り直す費用や手間を減らせる可能性があります。

広告に使えるお金が限られているからこそ、最初の制作費だけでなく、最後まで含めた費用で判断する。

せっかく用意した広告予算です。作り直しに使うより、お客様に届けるために使ってほしいと思います。


お知らせ 飲食店メニューの価格修正も承っています

「メニューの金額だけ変更したい」「料理を追加・削除したい」という場合に、今あるデザインをできるだけ生かして作り直すサービスをココナラで出品しています。

元のデータがなくても、スマートフォンで撮影したメニューの写真から対応できます。

料金はA4片面5,000円(税込)から。同じデザインなら、2枚目以降は1枚1,500円(税込)。完成データは、コンビニでも印刷できるPDFでお渡しします。

※デザインの複雑さや作業量によっては別途お見積もりとなります。

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