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SATC新章『And Just Like That…』|派手さはない。でも、大人こそ観てほしい43分のリアル

趣味・楽しみ

SATC(セックス・アンド・ザ・シティ)って、若い頃にちょっと観てたな…くらいの記憶の人へ。
あのキャリーたちが帰ってきた『And Just Like That…』は、実は”今”の自分たち世代にこそ刺さる内容でした。この記事では、60歳が観た心に残ったポイントを語ります。大きな事件はありません。でも、じんわり響くリアルがあります。


キャリーは55歳。それでも変わらず「自分らしく」生きていた

今回のキャリーの年齢設定は55歳。若くはないけど、老けてもいない。
年齢を言い訳にしない、でも無理もしない。そのバランス感覚がとても自然でした。

誰もが「歳をとったから」と恋や仕事を諦めがちだけど、キャリーは”今の自分”で恋愛も仕事もしている。
そこが潔くて、素敵だ。

キャリーは相変わらず靴とファッションを愛する女性には違いないけれど、
それ以上に、ちゃんと仕事をしていて、分別をわきまえた大人でもあり、自由。

その自由さは、なんでもアリではなく、”どうしてもダメなことはダメ”と言える強さでもある。
それが、昔のような恋愛と友情のドタバタ劇ではなく、日常に根ざした静かなドラマに変化していて、
とても観やすくなっていると感じました。


派手な恋ではない。年齢を気にせず、ただ自然に恋をしている

特に印象に残ったのが、不動産屋の友達。第一印象は「老けた?」だったけど、
彼女が恋愛する姿がとても自然で。若い子みたいに盛り上がるわけでもなく、駆け引きもない。

ただ、自分の人生の延長線上で人を好きになる。そんな描き方にすごく好感が持てました。
恋って、誰に見せるでもない、自然な感情なんだなと再確認しました。

そして忘れちゃいけないのがエイダン。

出てきた瞬間、「えっ、誰!?」と思うくらい、めちゃくちゃイケおじに進化してました。
正直、あれは反則級に素敵。あの落ち着きと色気、大人の余裕に惚れ直した人、多いんじゃないでしょうか。


日常会話のひとつひとつに、「私もあるある」が詰まっている

派手な事件はない。でも、友人同士のちょっとした言葉や態度に心がザワつく。

「え、それ失礼じゃない?」「あれ、私も同じことしてるかも」
そんな小さな引っかかりがリアルすぎて、何度も共感しました。

昔は気にならなかった“あの友達のちょっとしたガサツさ”も、今だからわかる。
それって、観る側の私たちも歳を重ねた証拠なのかもしれません。


ファッションより、住まいとファブリックに目がいくのも歳のせい?

かつてSATCと言えば、ファッションや靴、ブランドのバッグ。

でも今作では、目を奪われたのは”住まい”と”ファブリック(布使い)”の方でした。

キャリーの部屋、友達のキッチン、ソファやクッションの質感、カーテンの色合い――
どれもがセンスにあふれ、素敵と思わせてくれる。

これはドラマの演出かもしれないけど、観ているだけでも癒やされる空間美。
大人には、こういう楽しみ方もあるんです。


最後に:これは大人のための再会ドラマ

若い頃に観たSATCとはまるで違う。

派手さは減ったけど、リアルな人間模様の深みは確実に増している。
キャリーたちの“今”を観て、ちょっと自分のことを振り返る時間。

大人は確実に楽しめます。騙されたと思って観てください。――これは業務命令です。


配信情報(2025年8月現在)

『And Just Like That…(セックス・アンド・ザ・シティ新章)』は、現在日本ではU-NEXT独占配信中です。他のサービスでは視聴できないので、気になる方はU-NEXTでどうぞ。


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