20年以上、広告デザインの仕事をしてきました。
チラシ、ポスター、パンフレット、情報誌広告。 「紙」が仕事の中心でした。
もちろん今でも紙の広告には価値があります。 ただ最近、はっきり感じることがあります。
広告の主役は、完全にSNSへ移りました。
Googleの次はインスタだった
昔は、気になる店があれば検索していました。 口コミサイトを見て、公式サイトを見て、決める。
今は違います。
インスタのフィードに流れてきて、そのまま気になって、そのまま来店を決める。 探しに行く時代から、流れてくるだけで決まる時代になりました。
検索対策より先に、フィードに乗るかどうかが問われています。
インスタは広告だらけ。それでも見られている
インスタを開けば、広告だらけです。 フィードもストーリーズも、企業の投稿と広告の境目がほとんどありません。
それでも人は見ています。
広告が嫌われなくなったわけではありません。 広告っぽく見えない広告だけが、生き残っているだけです。
毎日の投稿。 仕事風景。 お客様への思い。
その積み重ねが「広告」ではなく「その人の日常」として見られています。
だからといって、毎日動画を無理して撮らなくていい
ここまで聞くと、 「毎日動画を一本upしないといけない」 と思ってしまいます。
でも、それで潰れては意味がありません。
小さなお店には、時間も人手も体力も限られています。 無理な運用は続きません。続かなければ、ゼロと同じです。
だから、こう考え直します。
動画の定義を下げる 編集した作品である必要はありません。 スマホ固定撮影10〜15秒。字幕はアプリの自動生成に任せる。
ネタは撮る前に決めておく 毎日ネタを考えるのが一番の消耗です。 型を先に用意しておきます。
- 施術前後
- 今日入った材料や商品
- お客様の一言(許可を得て)
- 失敗談
- 定休日の理由
型があれば、その日はカメラを向けるだけで済みます。
キャプションはAIに書かせる 話した内容を音声入力して、AIに文章化させる。 撮る人と書く人を分けて考えると、負担が減ります。
毎日ではなく、週3を死守する 理想は毎日でも、続かなければ意味がありません。 機械的に回せる本数のほうが、結局は積み重なります。
主流はSNS。だが、無理はしない
広告の主流がSNSに移ったのは、動かない事実です。
ただ、主流だからといって、店主が全部を背負って頑張る必要はありません。
主流だからこそ、頑張らなくても回る仕組みを作る。 それが、これからの小さなお店に必要な考え方だと思います。


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