noteは人通りの多い商店街の小さな店
ホームページは大切だ。
お店の情報を載せたり、営業時間を案内したり、予約を受け付けたり。今や欠かせない存在になっている。
私はデザインの仕事をしているので、もちろんホームページの価値は理解している。
それでも最近、小さなお店の人に勧めるなら「まずはnoteを書いてみてはどうですか」と思うことが増えた。
なぜなら、ホームページとnoteは、似ているようで全く違うからだ。
ホームページは自分の土地に建てる一軒家
ホームページは、自分の土地に建てる一軒家である。
好きなデザインにできるし、自由度も高い。資産にもなる。
ただし、建てただけでは誰も来ない。
看板を出したり、SNSで宣伝したり、検索対策をしたり、自分で人を呼ばなければならない。
もちろん、それが悪いわけではない。
長く商売を続けるなら、自分の土地を持つことは大切だ。
ただ、小さなお店にとっては、家を建てることが目的になってしまうこともある。
なぜ有名人もプラットフォームで発信するのか
一方、noteは人通りの多い商店街の小さな店だ。
最初から人が歩いている。
検索から来る人もいる。
おすすめ記事から流れてくる人もいる。
他の人の記事を読んでいるうちに、自分の記事を見つけてもらえることもある。
もちろん商店街に店を出したからといって、必ず繁盛するわけではない。
それでも、誰も通らない場所に店を建てるよりは、ずっと可能性がある。
有名な経営者や作家、クリエイターたちが、わざわざプラットフォーム上で発信しているのにも理由がある。
人がいる場所で発信した方が読まれるからだ。
noteは0円で始められる
もう一つ、noteを勧める理由がある。
それは、ほとんどお金がかからないことだ。
ホームページを作ろうと思うと、制作費やサーバー代、ドメイン代が必要になる。
もちろん、それだけの価値はある。
ただ、小さなお店にとっては決して安い投資ではない。
その点、noteは無料で始められる。
必要なのは文章を書く時間だけだ。
もし10記事書いてみて、
「発信するのが楽しい」
「もっと伝えたいことがある」
「お客様の反応がある」
そう感じたなら、その時にホームページを考えればいい。
まずは0円で試してみる。
小さなお店だからこそ、その順番が合っているように思う。
お客様が知りたいのは人柄かもしれない
立派なサイトを作った。
写真も撮った。
デザインも整えた。
でも、その後何も発信していない。
そんなホームページを見かけることがある。
これでは少しもったいない。
本当は、お客様が知りたいのは営業時間だけではない。
どんな人がやっているのか。
どんな考えで仕事をしているのか。
なぜその仕事を続けているのか。
そんな話の方が、意外と心に残る。
そして、そのような話はホームページよりnoteの方が書きやすい。
仕事で感じたこと。
お客様との出来事。
失敗談や気づき。
日々の小さな発見。
それらを積み重ねるうちに、お店の人柄が伝わっていく。
ホームページは後でも遅くない
私はホームページが不要だと言いたいわけではない。
むしろ最終的にはあった方がいいと思う。
ただ順番の問題だ。
もし今、ホームページを作ろうか迷っているなら。
まずはnoteで10本記事を書いてみる。
そうすると、自分が何を伝えたい人なのか見えてくる。
お客様がどんな記事に反応するのかも分かってくる。
逆に10記事も書けないなら、高額なホームページを作っても更新が続かない可能性が高い。
ホームページは、その後でも遅くない。
小さなお店に必要なのは、立派な建物より先に、「この人から買いたい」と思ってもらえる言葉なのかもしれない。


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